カンジタの症状にはエンペシドを使って治療

白い瓶

エンペシドクリームはカンジタによく処方される薬の1つです。
この薬でカンジタの治療をしたいという場合、正しい使い方や効果、副作用についても知っておきましょう。
エンペシドクリームに含まれる有効成分はクロトリマゾールというものです。
クロトリマゾールは真菌の細胞の主成分の生成を阻害することができますし、真菌の育成や増殖を抑制する作用があります。
また、抗真菌薬の中でも即効性があり、副作用が少ないことも特徴です。

エンペシドクリームは皮膚疾患に対して効果を発揮します。
浸透性が良くてベタつくことなどもないため、心地よく使用することができるでしょう。
また、肌への刺激も少ないため、肌が弱い人でも安心して使えるようになっています。
1日2~3回塗布することにより、痒みなど不快な症状を緩和する効果が得られます。

エンペシドクリームは高い効果を発揮しますが、使用する際には皮膚に塗布することになります。
皮膚に塗る薬は何層にもなっている皮膚の奥深くまで浸透するように作られているということです。
しかし、膣の内壁は非常に薄い粘膜層となっており、膣の中に塗るのは良くありません。
確実にカンジタを治したいという場合、クリームではなくエンペシド膣錠を使った方が良いでしょう。

膣というのは非常にデリケートな部分ですし、ケアをする時には手を清潔な状態にすることが大切です。
また、塗った後も手にカンジタ菌が付着している可能性があるため、きちんと洗い流すようにしましょう。

エンペシドクリームには外陰部の痒みや炎症を抑える効果があります。
しかし、膣内のカンジタ菌が活発な状態では症状がなかなか改善しないこともあるでしょう。
膣内のカンジタにはエンペシド膣錠が効果的とされており、この薬はエンペシドクリームと同じクロトリマゾールを有効成分としています。

エンペシド膣錠はかなり小さくなっており、膣内に挿入することで効果を発揮します。
隅々まで成分を届けることができますし、効率よくカンジタの治療ができるということです。

エンペシドを使用する際の注意点

エンペシドクリームを使用する場合、注意点についてもきちんと知っておきましょう。
クリームは患部に薄く伸ばして優しく塗っていくことになります。
塗る量は手のひらに出した時に0.5cm程度であり、塗り過ぎると副作用のリスクが高まってしまうので注意が必要です
エンペシドクリームは外側の皮膚にのみ使用できるものです。
膣内には使用することができませんし、傷がある部分にも塗ってはいけません。
そのような部分に塗ってしまうと刺激が強すぎますし、さらに症状が悪化してしまうこともあるでしょう。

塗り忘れてしまった時は1回分の量を塗ることがポイントです。塗り忘れに気づいても一度に2回分の量を塗ってはいけません。
たくさん塗っても効果が高まるわけではありませんし、多めに塗ってしまった場合はドクターに相談しましょう。

エンペシド膣錠は膣のなかに固形の薬剤を直接入れて使用します。
患部に塗るだけの簡単なクリームとは違い、膣に入れることに抵抗がある人もいるかもしれません。
しかし、正しい使い方を知っておけば抵抗なく使用できるようになります。

エンペシド膣錠は中腰の姿勢で膣剤を膣の奥に挿入することになります。
人差し指と中指でエンペシド膣錠を挟んで挿入すると良いでしょう。
或いは人差し指の上に置きながら挿入するという方法でも良いかもしれません。

挿入するときの注意点としては、手と外陰部を綺麗に洗っておくということです。
汚れが付着していると薬の効果が落ちてしまうので注意が必要です。
また、手を洗った後は水分をしっかり拭き取りましょう。
手が濡れたままだと薬に水分が吸収され、錠剤が砕けてしまうこともあります。
エンペシド膣錠を使えるのは女性のみとなっており、男性は使用することができません。